« EXCEEDⅠ和訳 LESSON 7 日本とラオスに架かる橋 | Main | EXCEEDⅠ和訳 READING 1 嵐の夜に »
EXCEEDⅠ和訳 LESSON 8 40年前からのメッセージ
By admin | 7 月 1, 2008
Lesson 8 A Message from Forty Years Ago
(40年前からのメッセージ)
P.95 〔和訳〕
ここに、1枚の魚の写真がある。
それらが何の魚か、あなたは分かるだろうか?
それらは日本のキリフィッシュ、もしくはメダカである。
少し前には、私たちはそれらを田舎の田んぼ沿いにある小川の中で見ることが出来た。
しかし、そのほとんどが今ではいなくなってしまった。
なぜなのだろうか?
理由の1つは、私たちが畑で使用した農薬が、小川の氷をメダカが生息するのに適さないものにしてしまったということである。
時が経つにつれ、メダカは完全に絶滅してしまうかもしれない。
メダカが生息することの出来ない環境は、人間にとっても危険である。
私たちは、今生態系の危機の時代にいるのである。
およそ40年前に、この危機について私たちに教えてくれた1人の女性がいた。
彼女は、「沈黙の春」の著者であるレイチェル・カーソンだった。
【Q&A】
1.
・ 何が、小川の水をメダカが生息するのに適さないものにしたのでしょうか?
・ Farm insecticides we used on the fields did.
・ 私たちが畑に使用した農薬
2.
・ 誰が、およそ40年前に、生態系の危機について私たちに教えてくれましたか?
・ Rachel Carson, the writer of Silent Spring did.
・ 「沈黙の春」の著者であるレイチェル・カーソン
P.96 〔和訳〕
沈黙の春は、このようにして始まる。
昔、アメリカに、全ての生き物が周囲と調和して生きている町があった。
そして、奇妙なことが起こった。
農場の動物たちは病気になり、死んでしまった。
鳥たちは、いなくなってしまった。
それは沈黙の春だった。
20世紀半ば、アメリカ合衆国の農民たちは、昆虫が作物を食い荒らしたため、大変だった。
【POINT】 「have a 形容詞 time」=「~な生活を送る、~な人生を送る」
そのため、DDTと呼ばれる殺虫剤が昆虫を駆除するために使用された。
それは、農民たちをおおいに助けた。
1958年のある日、カーソンは友人のオルガ・ハキンズから手紙をもらった。
その手紙には、DDTが彼女の土地の多くの小さな鳥たちを殺した、と書いてあった。
その当時、カーソンは海洋生物を研究していて、すでに化学物質は環境に有害であるかもしれないと感じ始めていた。
彼女はDDTについて研究し始め、DDTの危険性に関する本を書く必要性があると考えた。
【Q&A】
1.
・ アメリカ合衆国では、昆虫を駆除するために何が使用されましたか?
・ An insecticide called DDT was used.
・ DDTと呼ばれる殺虫剤が使用された。
2.
・ レイチェル・カーソンは、友人から手紙をもらった後、何を始めましたか?
・ She began to study about DDT.
・ 彼女は、DDTについて研究し始めた。
P.97 〔和訳〕
ハキンズの手紙は、カーソンに「沈黙の春」を書かせた。
本の中で彼女が書くべきことは明確だった。DDTは生態系を変化させ、地球上の生き物を殺してしまうということだ。
彼女は、多くの農家の人々が喜んでDDTを使用していて、もしそのような本が出版されれば、化学薬品会社や政府が彼女に反対するであろうということは分かっていた。
そのため、彼女はその本を科学的なものにしなくてはならなかった。
彼女は何千もの論文を読み、DDTの危険性について多くの科学者に尋ねた。
1962年に、「沈黙の春」は出版された。
すぐに、多くの化学薬品会社はレイチェル・カーソンを攻撃し始めた。
彼らは、彼女に反対する宣伝を広めるために、何百万ドルも費やした。
ある有名な科学者は言った。「『沈黙の春』は、科学的な作品ではありません。
それらは、嘘だらけです。」
別の科学者は言った。「もし、私たちがミス・カーソンの言うことに従えば、地球は昆虫でいっぱいの時代に戻ってしまうでしょう。」
中には、彼女を「頭がおかしい女性」と呼ぶ人々さえいた。
【Q&A】
1.
・ レイチェル・カーソンは、その本を科学的なものにするために、何をしなくてはならなかったのですか?
・ She had to read thousands of papers and ask many scientists about the danger of DDT.
・ 彼女は、何千もの論文を読み、多くの科学者にDDTの危険性について尋ねなくてはならなかった。
2.
・ 1962年に「沈黙の春」が出版された後すぐに、何が起きましたか?
・ Many chemical companies started to attack Rachel Carson.
・ 多くの化学薬品会社が、レイチェル・カーソンを攻撃し始めた。
P.98 〔和訳〕
カーソンは、本の中で自分が真実を書いたと信じていた。
彼女は、彼らが自分の悪口を言っているのを聞いた。
彼女は、たった一度だけ反応した。
それは、あるテレビのインタビューの時だった。
彼女は、自分のアイディアを説明するために「食物連鎖」の理論を用いた。
それは、このようなものである ; ミジンコはわずかなDDTを食べる。
もし、小さな魚が多くのミジンコを食べれば、その量は数倍に増加する。
もし、より大きな魚が多くの小さな魚を食べれば、さらに毒物は増える。
こうして毒物は、この食物連鎖のわずかな結びつきにおいて、数倍にも増えることがある。
もし、私たちが魚を食べれば、どのくらいの毒物を私たちは摂取することになるのだろうか?
その理論によって、多くの人々が、彼女が本で述べていることを信じるようになった。
すぐに、その本はベスト・セラーとなった。
50万部以上が半年で売れた。
まだ彼女に対する攻撃はあったが、彼女に感謝する何千通もの手紙が送られてきた。
【Q&A】
1.
・ レイチェル・カーソンは、どこでたった一度だけ反応しましたか?
・ She responded in a TV interview.
・ 彼女は、あるテレビのインタビューの中で反応した。
2.
・ 半年で何部の「沈黙の春」が売れましたか?
・ More than 500,000 copies were sold.
・ 50万部以上が売れた。
P.99 〔和訳〕
カーソンは、手紙の中の1通に返事を出した。「1冊の本が、全てを変えることが出来ると信じることは間違っています。
しかし、少なくとも少しは助けることが出来たと今は、私は信じることが出来ます。」
レイチェル・カーソンは、1964年に亡くなった。
今日、私たちはDDTの使用を止めた。
しかし、今日、他の化学物質から受ける被害は、カーソンが生きていた時代よりも大きいかもしれない ; 私たちはより多様な形で、より広く化学物質を使用している。
私たちは今、進むべき2つの異なった道が分かれる地点に立っている。
私たちが進んでいる道は、本当に楽である。
それは、スーパー道路だが、行き着く先は生態系の危機である。
今、私たちの多くが進もうとしないもう1つの道は、困難なものである。
しかし、それは地球の生き残りを保障するゴールに到達する、最後のチャンスを私たちに与えてくれるのである。
タグ: EXCEEDⅠ, 三省堂, 本文全訳【Q&A】
1.
・ レイチェル・カーソンは、1冊の本が完全なる変化をもたらすことが出来ると考えましたか?
・ No, she did not.
・ いいえ。
2.
・ あなたは、私たちはレイチェル・カーソンの言葉に耳を傾ける必要があると思いますか?
・ Yes, I do.
・ はい、思います。
関連する投稿
Topics: EXCEEDⅠ |
Comments
You must be logged in to post a comment.